植樹から東日本被災地へみかん60箱(600kg)支援活動
会長 山下 操
国際会長、ガバナーの基本方針である植樹の推進活動の一環として、ガバナーより提供いただいた桜の苗木の植樹場所について、中臣さんにご相談したところ中臣さんの知人であるみかん農家をご紹介いただき、昨年11月21日に中臣さんご夫婦と二人のお孫さんに山下でみかん山に植樹をさせていただきました。
丁度みかん狩りに訪れていた地元の五明小学校の生徒たちと意気投合し、一緒に植樹を行いました。その際、みかん農家の方から「ライオンズ
クラブの皆さんは奉仕活動をされているようですが、よろしければ、被災地へみかんを支援されるのあれば無償で提供しますよ」との申し出をいただいた。また、小学生たちも被災地の皆さんに激励の手紙を書いてあげたいとの申し出もありました。
332-B地区キャビネットに問い合わせたところ、12月18日に仮設住宅7千戸余りに対して餅つき大会を計画しており、正月用お餅を配布するときに一緒に配ってあげたいとの回答を受けました。
早速、みかん農家にお願いし12月4日にクラブメンバー(永井さんご夫婦、中臣さん、今川さん、山下夫婦)6名でみかんを摘み取り、公民館において選別し60箱(600kg)に箱詰めを行いました。
箱にはクラブからの発送案内と小学生が心を込めて作成した激励の手紙集を同封して発送いたしました。また、みかん農家の方も、被災地の子供たちの為にと昔懐かしい「ポン菓子」を2箱一緒に発送いたしました。
発送が完了し一息ついたところで、公民館長さんの計らいで、地元婦人会さんの心のこもった「芋炊き」をご馳走になり、みかんの栽培やライオンズクラブの奉仕活動等についての話題に楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
1月17日には、332-B地区ガバナーから丁重なお礼状も頂戴いたした。
今回の被災地支援活動については、周到な計画の上に行ったものではなく、ガバナーの基本方針である植樹を行うところ始まり、様々な人たちの善意や熱意が繋がりあって出来たことであり、これは正に善意の絆に結ばれた地域に密着した奉仕活動でありました。
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